LEICA FLEX SL2 ブラック

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 2008年か2009年ごろ、行っていた駅前のカメラ屋の店長が、R4・R5・R6・R7はライカとは言えない。
 やはり、LEICAFLEX SL2が良いですよ。

 と勧めてくれました。しかし、その店には在庫はなし。また入ってくる見込みもありませんでした。

 カメラの世界・・・欲しいものができると、どうも落ち着かなくなるものです。

 合間を見て、大阪・梅田に出ました。
 最初に行ったカメラ店に、何と・・・現物が置かれていました。

 程度もまずまず。手に取ってファインダーを覗き、シャッターを切ったら・・・『うっ、いい』・・・即座に欲しい・・・と思ってしまいました。

 この頃、フィルムカメラの価格は下降気味で、2003-4年ごろのSL2からすると、かなり安くなっていましたが、やはりLeicaはライカ。特に私にとっては、すぐに持ち帰ることが出来ませんでした。

 と言って、帰ることもできず・・・。
 プライドを捨て、思い切っていってみました。
 「値段、下がりませんか?」と。

 「しばらく、お待ちください。」と、奥に行き何やら計算。
 「これが精一杯です。」と、金額を出してくれました。

 流れとして、そのまま帰るのは不自然。
 「買います。」と言って、持ち帰りました。

 試し撮りのため、近所を回り、シャッターを切ったら・・・これが実に快感なのです。

 実に軽快なフィルム送り、シャッターの感触。撮ったのに、また撮りたくなるのです。

 『うわぁ、これは、良いの買った・・・』と、内面ほころびてしまったのを覚えています。

 写真は、SUMMILUX50mmですが、一番つけたのは、Elmarit28mmでした。
 当時、露出などで苦労するCanonのフィルムカメラで、マウントアダプター経由の撮影をしていました。
 撮れることに間違いはありませんが、撮ること自体の楽しみ、また期待感などは少なかったです。

 しかし、LEICAFLEX SL2だと違いました。
 手に馴染み、写欲がさらに湧いてくるのです。

 しかも、フィルム。デジタルカメラのような機関銃みたいな、どれかがあたる・・・的な、乱射ではありません。
 ぐっと待つ、或いはすばやく撮る。被写体によって使い分け、かなりの神経を集中しての1枚が撮れました。

 その集大成とも思えるシャッターで、気が抜けたような「パコン」や、ホッチキスを押したような、「ガッシャン」ではなく、機械式カメラ特有のシャッター音がとどめでした。

 ダイアルなどもおおらか造り。余裕をもって操作できました。
 やはりLEICAは、機械式カメラで、その実力・本領を発揮するようです。

 ・・・大きな声では言えませんが、(勿論、私の好みによる独断ですが・・・)、「おっ」と声が出るような写真は、フィルム時代に撮ったものが多いです。

 持論ですが、便利な物に流れず、多少不便な所がある方が、人間・・・工夫したり鍛錬して、自らの潜在能力を発揮するようです。

by Fujileica | 2018-02-07 07:19 | Leica Rボディ

趣味のデーターベースと言った所です。


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