PENTAX 645D smc PENTAX-A 645 45mmF2.8
台風19号で、川が氾濫し、水害を受けたところですが、解説ではハザードマップ通りとありました。
そこで、今住んでいるところのハザードマップを確認してみました。わが市では、A4で97ページのものが、配布されています。そして、最後に外水氾濫ハザードマップ、1枚もので大型が入っていました。
その地図を見たら・・・浸水深は、5m以上・・・とありました。大雑把に見てですが、市の3/5程が該当していました。
妻が、以前講演会で聞いたら、わが市だけでなく、近隣では淀川が氾濫したら数か所が免れるだけで、他は水没状態との事でした。
今までは、そのようなことはない・・・との予想でしたが、今後はわかりません。台風19号が直撃していたら、ハザードマップ通りになっていたかもしれません。
・・・私の場合は、賃貸を探すときに家賃・交通の便・環境などは気にしましたが、ハザードマップ等は認識すらもありませんでした。
こちらに限定すると、避難場所は山の側でなければいけません。ただし、こちらはこちらで土砂崩れなどの被害が予想されます。
広く考えると、完全に水没するところに平屋や2階建てなどの認可は、出してはいけないぐらいです。
私の場合ですが、引っ越しを考えたとき、今住んでいるところの2階と3階が開いていました。部屋の間取りが3階の決め手でしたが、「ノアの箱舟、3階建て。3階にしよう。」と冗談半分に言いましたが、3階のおかげで、少し安心な面があります。
住んでみて分かったことですが、ここは雷や雲の通り道であること。何かあった時の風向きも、傾向があります。しかし、恐らくそれらを推定した建設はしていないはずです。そこまで、建築の際の配慮はありません。近くに用水路がある・田んぼである・大きな下水管がある・・・等なども考慮の対象となるべきです。
今の建物の多くは、20世紀対応。21世紀には、不十分なようです。
・・・2枚目の写真は、最近家をつぶしたところですが、旧家です。元をたどれば、昨年の地震・台風が原因と思われます。
台風や地震の被害は、1年後などにも継続することがわかります。精神的・身体的な変化もあります。
淡路・阪神大震災も、地震の後10年ぐらい経って、病気で死亡する率が高くなっていたようです。心労等の付加が、病気を誘発するケースです。
・・・些細なことですが、台風19号が通過した後、夜の8時ごろに私は爆睡してしまいました。昨年の21号の再来を予想していましたが、それだけでも結構ストレスでした。
人間・・・大自然の猛威の前には、本当に無力だと痛感した次第です。